コーヒーと苺大福

あんは絶対に白あんで。おっさん女子大生19歳、彼氏いないし 友達も少ない。しょーがないから映画でも見るか!のブログ。

伊豆に行ったら、三島由紀夫追っかけ旅みたいになった 

2泊3日の伊豆旅行に行ってまいりました!

前日にじゃらんを買い、行きの電車でプランを立てるという脱力ぶり。

お供の本はもちろん「伊豆の踊子」。

 

なるべく交通費とホテル代にお金をかけずに、全部食費に回すというコンセプトの元で

ホテルはもちろん現地調達です。

観光所で予算3000円前後…といった時にはさすがに少し呆れられました。

 

でもホテルなんて荷物おきと夜の睡眠しか使わないので、ビジネスホテルで安く済ますのも全然ありな気がしてます!

 

1700円のウニ入り海鮮丼食べたり、ビーフハンバーグシチュー食べたり。

伊豆高原Kenny's Houseにて)

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伊豆高原の方ではメニューにシチューが載っているカフェが多かったです。

東京よりやや南寄りとはいえ、やっぱり海辺は寒いです。

 

初日に熱海からスタートし、伊東駅伊豆高原駅、河津駅、伊豆急下田と静岡を段々と南下していくコース。

伊東では温泉、伊豆高原は美術館、河津はさくらまつり、下田はペリーロードとそれぞれ楽しかったのですが、なんだか行く先々、というのは大げさだけど、大三島先生の名前を見かけることが多かったような今回の静岡旅。

そう、あの三島由紀夫です!ガイドブックには熱海駅前の三島が愛したハンバーガーに、ゆかりの地「起雲閣」。

三島神社というのもあるし、2日目下田のビジネスホテルには、すぐ近くに三島が愛したマドレーヌのちらしが!(こちらはガイドには載ってませんでした。)

 

踊り子といい、文学と静岡は縁が深いんですね…。

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これが、三島由紀夫が愛したなつかしの味・・・

日新堂菓子店のマドレーヌ。

ポスターかわいすぎます。

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ノルウェイの森と一緒に。

このマドレーヌほんとにおいしかったので、たくさん買ってくればよかった。

他にも、「サザエ型もなか」「レモンケーキ」など魅力的なお菓子いっぱい。

 

下田からはまた熱海へ戻り帰宅したのですが、最後のランチには「ボンネット」のハンバーガーをいただきました。

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ここ、一日目にも突撃したら、來宮神社に時間かけすぎて撃沈してしまったのです。

(ラストオーダー過ぎた)

どうしても食べたくて、最終日の計画は完全にボンネットにフォーカスした日程。

店内は60年代から時が進んでいないかのような、レトロなインテリア。

革ソファーの染みがまた哀愁漂う…。

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切り盛りするおばちゃんは、近所のお友達とこんにちの介護問題だとか、

きんかんの出来だとかについて話していました。

バックに流れるのは古き良きオールディーズ。(テネシーワルツやルート66など。)

 

たまらなくこういう雰囲気が好きです。

もちろんハンバーガーも文句なくおいしかったです。

手捏ねのハンバーグをはさんだやつ。

大好きなお店です。また行きたい。

 

静岡はやっぱり、京都とか千葉とかに比べると観光地として

パンチが弱いと思うんですよ。

ねずみ王国のようなコレ!っていうのがないから。

でも、寂れかけた感じとか、生活感があふれる感じとか、あか抜けないレトロな雰囲気とか、ハマる人にはハマると思います。

一人旅にはぴったりの場所です。

一人以上でいっちゃうと、控えめすぎる熱海の魅力には気づけないから。

 

はじめての一人旅、静岡はベストチョイスでした。

ああ~、やばい、旅はまりそう。